設立の背景

超高齢社会に向けて

 2025年には、75歳以上の人口は3,677万人に達すると見込まれています。 また、高齢者の推定有病率は、認知症15%、軽度認知障害MCI(Mild Cognitive Impairment)13%と言われ、2025年には550万人の認知症高齢者、480万人のMCI高齢者のケアが必要となり、逼迫した社会問題となっています。
 介護の質を維持、向上させるため、ロボットの活用が期待されています。コミュニケーションロボットを用いるロボット・セラピーは高齢者の自立度向上、生活の活性化に有効です。また、ロボットを介することで人とヒトの距離を親密にするので、高齢者と実施者私たちはロボット・セラピーにより、介護の質の向上に寄与することを目指します。

活動目標

こころとあたまの健康寿命を延ばす

 高齢者が元気に毎日を過ごす秘訣はキョウイク(教育?)、キョウヨウ(教養?)であるといわれる。「キョウイク」は「今日もいくところがある」ことで、「キョウヨウ」は「今日も用事がある」ことだそうです。高齢者は現役をリタイアしたことで、日常の生活が単調になりやすく、認知症の発症や進行の一因に、孤独や寡黙といった状況に陥ることが挙げられています。会話を増やしたり、外出の機会を増やすなど、リフレッシュして、日常生活を活発にすることが重要と考えられています。
 「ロボット・セラピー」の一つの手法である、ロボットレクリエーション(RAR)は高齢者の発話頻度を増加させ、肯定的反応を創出します。私たちはロボットレクリエーションにより、高齢者の日常生活を活発化し、人々がいきいきと暮らせる社会づくりに貢献します。

註) 私たちはロボットとのレクリエーションをRAR(Robot Afforded Recreation)と呼びます

設立までの歩み

1999年 ソニー エンタテインメントロボットAIBO(ERS-110) 発売
産総研 アザラシ型ロボット「パロ」発表
2001年那須大学、帝京科学大学 ロボット・セラピーの研究開始
2002年特養「サントピア」ロボット活動開始
2004年計測自動制御学会 ロボット・セラピー部会設立
2006年特養「パストーン浅間台」ロボット活動開始
ソニー AIBO製造販売中止
2010年日独交流150周年シンポジウム  基調報告『日本におけるロボット・セラピー』
2016年AMED コミュニケーションロボット大規模実証実験
筑波学院大学 厚生労働省「介護ロボットを活用した介護技術開発支援モデル事業受託
Japan Robot Week 2016 筑波学院大学・帝京科学大学・拓殖大学ロボット・セラピー研究合同展示
2017年筑波学院大学 厚生労働省「介護ロボットを活用した介護技術開発支援モデル事業受託
2018年ソニー 新型AIBO(ERS-1000)発売
2019年筑波学院大学 厚生労働省「介護ロボットを活用した介護技術開発モデル事業受託
特定非営利活動法人日本ロボット・セラピー推進協会(JAROT)設立

定款等

内閣府ホームぺージ

NPO法人ポータルサイト

特定非営利活動法人日本ロボット・セラピー推進協会

https://www.npo-homepage.go.jp/npoportal/detail/012002846